人見知りについて


人見知りをしてしまう生徒さん
どの教室にも必ずいると思います。

人見知りにも色んな種類があって

ただ話さない子や

目すら合わせられない子

話したいけど話せない(声が出てこない)子

色々その子その子で違います。


ピアノのレッスンって一対一なので

普段集団生活を送っている子供たちからしたら

それはそれは緊張してしまうシチュエーションだと思います。


体験レッスンでは事前にお子さんの性格をお聞きしたりしますが

こればっかりは会ってみないと分からない部分も多く

親御さんたちも未知の領域だと思います。


私も初対面では少なからず緊張もするので

「緊張感を伝えないようになるべくリラックスして話そう」

とか

「受け答えが上手くいかなかったらこっちにいこう」

など計画を立てたりもしますが

計画通りに全て事が進んだら苦労はしません。


なのであまり深く考えすぎないようにしています。



なかには親御さんが
「人見知りしてしまって申し訳ない」

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。


その事について今日はお話しします。

昔、小1から入会した生徒さんがいました。

その子は

「大人の人が全て苦手」

だそうで、レッスンでも学校でも先生や他のお友達のお母さんに話しかけられると無言になってしまっていました。


レッスンも最初は強張っていたその生徒さんですが

徐々に表情で語るようになっていき

あの手この手で会話をしようと試みましたが

やはり挨拶ぐらいしか声を聞く事は出来ませんでした。


小5になる前くらいで退会になってしまい

もっと自分に何か出来たのではないか、と

落ち込んだ時期もありました



すると、その子と仲良しの同級生の生徒さんが

小6で卒業する頃に学校で
「尊敬する人」をテーマに作文を書く時間があったそうです

その時に「〇〇ちゃん(人見知りしてた生徒さん)先生の事書いてたよ!」

と教えてくれました!


「え!!!」とびっくり。

「あの子レッスンでほとんど喋らなかったんだよ!?」

と言うと

「うそ!めちゃくちゃお喋りだよ!」と……


本当にびっくりしました!

どんな内容か分かりませんが(見れるものなら見たかった…)

その子なりに何か感じ取ってくれていたと思いたいです。


それ以来小さい子などが人見知りしていても


「その子なりに何か感じ取っていてくれるだろう」と思うようになりました。


本当にレッスンが嫌だったらなにかSOSを出すと思います。

必ずしもレッスンが理想通りではなくても

信念を持って指導していけば

必ず何かに繋がっていく


そう信じて

あとは待つだけ!

もちろん人は一人一人個性がありみんな違うので

相性が合わない事もあるかと思いますが


子供の受け取る力を信じて

いつか発信してくれるその日まで

ひたすら待ちたいと思います。


なので親御さんらが
お子さんの人見知りで申し訳なくならなくていいですよ!と言う話でした。


少しずつ慣れていきましょうね〜


タカギピアノ教室 ~クレッシェンド~

ご覧いただきありがとうございます♪ 守谷市松前台に2021年より引越し、ピアノ教室を開きました。 生徒様それぞれの個性に合わせながら「一生役に立つ音楽力🎖」を身につけていくレッスンを展開して参ります😊 楽しく長くピアノを続けていただけるようにお手伝い致します♫

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