「どうしても速弾きしてしまう」について
昔からよく「ゆっくりていねいに」と先生に言われてきました
たまに練習を聞きに来る母から「もう少しゆっくり弾いたら?」とも言われていました
多分せっかちなんでしょうね…
あとは家の電子ピアノとレッスン室のグランドピアノとのタッチの差も影響していると思います
今日は楽器のお話ではなく
速弾きしてしまうメンタル面に着目したいと思います
なぜ速弾きをしてしまうか?
- イメージしている完成形があり早くそれに近づけたい
- 早く合格にしたい
- なんでゆっくり練習すればいいか分からない
- 速く弾けない悔しさ
- この曲のゴールは後は速くするだけと思い込んでいる
などなど…
全て幼少期の自分もしくは現在の自分にもやや当てはまります(成長しろ)
子供の頃は
「家の電子ピアノじゃ弾けてるのに」の連続だった記憶があります
楽器の違いについて深く考えていませんでした
楽器の事を語り始めるとキリがないので割愛しますが
上記の中で今と最も違うのが
なんでゆっくり練習すればいいか分からない
という点
- 音色
- 音質
- リズム
- 手の形
- 姿勢
- 表情
- 音楽の方向
これらを全て楽譜通り、作曲家の意図した通り、時代背景や当時の楽器の成り立ちを理解した上で演奏出来なければ
結局速く弾いても同じなんです
そういった細かい音楽の本質まで理解したからこそ
今となってはゆっくりの練習が出来ます
さてここから最近気がついた事
今弾いている「黒鍵のエチュード」
ショパン国際ピアノコンクールでも何人もの参加者の方々が演奏されました
あの2拍子を強く感じる演奏……
あんなに右手回らない……
と嘆いているのですが
最近分かった事が…
もうそれはシンプルイズベスト
「そもそもの練習時間」
自分の過去の演奏動画を見て
つくづく思いました💦
そもそも練習時間を増やさなければ
上手くなるはずもない!!
「効率の良い練習方法」
「ただ漠然と弾かない」
などよく聞きますが
やっぱり1日中ピアノ弾かないと
指って回らないんですね。
これはもちろん私の場合であって
上達のスピードに個人差はあります。
努力は人と比べない
をモットーにしているので
これからも毎日しゃかりきにピアノ弾きます
(といいつつ昨日も夜中まで娘の夜泣きに付き合ったので今日も練習不足…)
皆さん一緒に頑張りましょう💪
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